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    タグ:山

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    俺の父方の祖先は九州の山奥の領主だった。
    これは、父が自分の祖父から聞いた話(つまり俺にとっての曽祖父、以下曽祖父)。

    曽祖父の両親は田舎の名家ということもあってかかなり厳しい人間だったらしい。
    幼かった曽祖父は何かいたずらをする度に激しく怒られた。
    そして怒られる時は必ず「埋めるぞ!」と脅された。
    まだ幼かった曾祖父は本気で恐怖したようだ。
    そして曾祖父は何故か山に登ることを固く禁じられていた。
    当時曽祖父一家が住んでいた屋敷は山の中腹に建っていたのだが
    麓に降りることは許可されていたが上ることは許されなかった。
    理由を聞いても「ここから上は迷いやすくなってる」「獣が出るから」と
    曖昧な返事しか返ってこなかった。
    【山に住む干渉してはいけない存在】の続きを読む

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    地元が山に囲まれたところなので子供の頃探検したりして遊んでいた。

    ある日友人数人と山の奥まで探検してみようと林道はずれて奥へ奥へ進んだ。
    迷わないように学校からかっぱらったでかいスズランテープ引っ張りながら
    ずんずん歩いた。
    当然平坦な道ではないのでさながら正に探検隊みたいな気分。
    このままどこへ出るかちょっとどきどきわくわくだった。
    【子供の頃探検したりして遊んでいたんだが・・・】の続きを読む

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    昔の話。俺は夜の山道を車でよく走っていた。
    知り合いに無理言って譲ってもらったMGミジェット。
    時代遅れのボロい車だったが、嬉しくてしょうがなく、
    毎晩のようにバイト終わりで山に行っていた。

    その日も深夜0時過ぎにバイトが終わり山に向かった。
    6月の中旬ぐらいだったと思う。空は曇っていたが雨が降りそうな気配は無い。
    車の幌を外しバイト先の駐車場を出た。
    【「変な奴が山の中に!!!」】の続きを読む

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    今年のお正月に地元に里帰りした時のこと。

    久し振りに会う友人四人で夜中にドライブ、変なテンションに。
    いつもはドライブと言えば海に行くところを滅多に行かない山に変更となった。
    しかし夜中だったこともあって、いつの間にか真っ暗な山道に迷い混んでしまっていた。
    その辺りから私は気持ち悪くて軽い目眩がしてきた。
    最初は車酔いかなー?と思って、窓を開けたり遠くを見たりしてた。
    でもますます気持ち悪くなるばかり。
    あ、もしやあんまり良くない土地に立ち入ったのでは…と思い、
    帰る事を提案しようとしたその時
    運転していた友人の携帯が鳴り出した。
    【山を抜けた時は心底ほっとした。】の続きを読む

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    高校2年の頃の実体験を書きます。

    夏休み中のある日、俺と友人A、B、Cは唐突にキャンプに行こうと思いつき、
    以前渓流釣り好きのCの親戚から聞いたキャンプに最適そうな
    山の中の河原の場所を聞き出し、そこへと向かった。

    しかしどうも途中で道を間違えてしまったらしく、
    Cの親戚が言うのとは別の河原に到着してしまった。
    ただし、そこも十分キャンプできそうな立地で、
    対岸は森だがこちら側は小石が沢山あり雑草も殆ど無い開けた場所で
    ジメジメ感もなく非常に快適そうだった。
    【「お前何なんだ?Aに何したんだ?」】の続きを読む

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