今月のPick Up!人気記事

    タグ:動物

    スポンサードリンク

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    怖いかどうかは分らんが、
    昨日久しぶりに友人と酒を飲んでて思い出した話を一つ。
    小さな事件だったけど、全国紙にも載ったし、ニュースにもなってたと思う。


    登場人物は、
    A=リーダー格
    B=Aの幼馴染
    C=大人しくて、頭がいい。 
    D=俺

    俺の地元は近年都市のベッドタウンとして開発されるまでは、
    結構寂れた寒村だった。
    コンビニはおろか、自動販売機すら
    チャリで20分くらい走らないとないような田舎と言えば分りやすいと思う。
    で、当然そんな田舎に娯楽施設なんかもないわけで、
    当時小学生だった俺たちは、家同士が近いこともあって、
    小さな山(標高100m位)とその麓にある公園で遊ぶのが日課となっていた。

    【寂れた寒村の防空壕の中で・・・】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    俺の地元に牛の森と呼ばれる森がある。

    森から牛の鳴き声が聞こえるからそう呼ばれている。
    聞こえると言われている、とかそういうレベルじゃない。本当に聞こえる。
    俺自身も何度か聞いたことがある。
    牛の森の奥には秘密の牧場があるとか、黄金の牛がいるとか、
    そんな都市伝説めいた話も存在する。

    そんなだから好奇心旺盛な子供が、
    牛の森に入って迷子になるということがかなりあった。
    学校では迷子が出るたびに牛の森には入らないように注意され、
    地区の町内会でも子供が牛の森に入らないように見回りをしていた。
    そういう努力もあり、牛の森で迷子になる子供はほとんどいなくなった。
    【猿と老婆と牧場と】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    当時小学校低学年だった私は飼育係で、
    校庭の隅にある小屋には何匹か兎がいました。

    掃除当番で小屋に向かうと、乱暴者でいじめっ子の上級生(男)が
    小屋の中で何かしているのを目撃しました。
    私も彼に苛められた事があるのでどうすべきか迷っていると、
    彼は私の視線に気付いたのか、驚いて走り去っていきました。
    急いで小屋に入ると、薄汚れた兎がぐったりとしているのを見付けました。
    兎の手に血が滲んでいて、どうやら彼は兎を苛めていたようでした。
    応急処置をしようと思って兎を抱き上げると、それと目が合いました。
    私は兎の顔を見て、危うく悲鳴を上げて兎を落としそうになりました。
    【飼育係と一つ目ウサギ】の続きを読む

    このページのトップヘ