それは友人の母の体験です。

舞台は某アニメ会社の作品で出演した動物の故郷の一つです。
友人の母は以前は看護師で、まだ彼女が若い頃
県内でも山の方にある古い病院に勤務してた時の話…。

彼女はその日深夜に出勤する事になりました。
ほとんど明かりが消えた病院の玄関で、自分の靴を履き替えようとしました。
下駄箱の指定の位置にある自分の内履きのスリッパを取ろうとした所、
目の前にあった自分のスリッパがいつの間にか消えてしまったのです。
『あれ?おかしいな…』と思うと、ふとその下の段を見るとにスリッパがあるのです。
昨日帰った時に入れ間違えたのかと疑問に思いましたが
特に気にせず、またスリッパに手を伸ばした所、再び消えてしまいました。
【『ああ…そういえば、昨日夜回りの時見てたんだけど…』】の続きを読む