たまたま来られた方から聞いた話です。
その方は、60代くらいの女性で旦那さんと一緒にご夫婦でお越しになっていたのですけど。ちょっと前に行った場所で奇妙な事があったとの事で、少し話を聞いて欲しいと言うので聞きました。

とある有名な某神社へと参拝しに行ったその帰り道での出来事。
その某神社の周辺には急な坂があり、
よく事故がおこる事で有名な場所で知られています。
旦那さんは、慎重に坂を下って行きます。
その前方には乗用車が一台走っていたそうです。
その車がカーブで姿が見えなくなり、
不意に奥さんはサイドミラーに丸い点のような物が映ってるのに気付きます。
最初は、よく分からなかったそうです。
しかし、ソレはドンドンと近づいてきます。
ドンドン近付く毎にソレが何なのか正体が分かったそうです。
ソレは猛スピードで夫婦の車を追い抜いて行き、カーブの先へと消えていったそうです。
奥さんは、顔から一気に血の気が引くのが分かったそうです。
夫婦を乗せた車はやがてスピードを更に緩めながらカーブを曲がりきり……そこでブレーキをかけたらしいです。
何故なら、そこには前方を走っていた筈の車が事故を起こして停まっていたのですから。

停車しながら、旦那さんが言ったらしいです。
「おまえ、見たか?」って。
ソレを聞いてビックリしたそうです。
旦那さんも同じものをみていたからです。

此方をギョロリと凄まじい形相で睨みながら飛んでいく生首を。 


【引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?311】