昔、祖母の家に行ったときの実体験。

小学生の高学年の時、夏休みの時急に祖父が亡くなったという知らせがあった。
家がかなり離れているため一度も祖父母の顔を見たことがなかった僕は
正直に言ってあまり関心がなかった。
初めて飛行機に乗ったこともあってか祖母の住んでいる鹿児島についてから
車で祖母の家に行くまでずっと寝てしまっていた。
祖母の家についてびっくりした。
山道の途中に古臭い家があってそこが祖母の住んでいる家だと言われた。
そこまで送ってくれたおじさん(母の兄)は山を降りたところに住んでいるらしく
車を自分の家に停めてから上ってくると言って母と僕を置いてさっさと帰ってしまった。 
もちろん母は元住んでた家なので普通に玄関に入って行った。
祖母に会ったのはその時はじめてだったけど向こうは知っていたらしく
「○○か大きくなったな。本当によく大きくなれたな。」
と僕の顔を見るなり大爆笑したのを覚えている。
祖父がしんで落ち込んでると思っていたから心底驚いた。
祖父の葬式などは数日で終わり祖母のからいろんな話を聞いた。
祖母とする話の大体は怖い話ばかりだった。
そして帰る日の1日前に会ったときに行ったことについて聞いてみた。
その時の話

祖父と祖母は昔から霊感?みたいなものがあったらしい。
でも僕の母やおじさんたちには全くないらしく変なものが見えても放っておいたらしい。
僕は全く覚えていないんだが三歳の七五三のお祝いで飛行機に乗ってきた。
その時に行った神社で変なものを見たらしい。
人が多かったせいか僕は迷子になった。
両親も祖父も祖母も必死になって探していると
人気のない使われていない駐車場に一人でボーっと立っていたらしい。

祖母はその時に僕の手をつかんでどこかに連れて行こうとする何かが見えたらしい。
祖母は僕の手をつかんで無理やり引っ張って両親のところまで連れて行った。
このときのことは全く覚えてないし祖母が言うにはその何かのせいで高熱で倒れた。
僕のうなされてる間、ぼやけて何かよくわからなかった何かが
はっきりと人の手にみえたらしい。
祖母が仏壇に拝んだりお経をあげたりしてるうちに熱は下がった。
でも結局祖母たちが帰るまでにその手は消えなかったらしい。
それがとてつもなく悪いものだとわかっていたので
「てっきりもう連れていかれてるものかと思ったよ」
と言っていた。

ここからはもう怖くはないですが今はもうその手は見えないし
どこか別の誰かに憑いて言ったんだろうと笑っていた。
母も昔から自覚なしに変なものを連れてくることがあったから
きっと遺伝何だろうと祖母は言った。 


【引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?part264】