その当時は携帯とポケベルが混在していて
私はお金が無かったのでベルを持っていました。
当時私は高校生で飲食店でバイトをしていた時、
店の窓から車の出入りが見えるのだが歩道に黒いものを見つけた。
夕食ラッシュが過ぎて駐車場のゴミ拾いをしたついでに歩道を見にいくと
黒いものは猫の遺体でしたorz
可哀想にその黒猫は出入りする客の車に何度も轢かれたのか
煎餅のようにペッチャンコ。
店長に事情を話し、いらないダスター何枚かと段ボールを貰って回収しに行くが
歩道に張り付いて中々取れない。
水を使いながらそっとはがしバイトが終わるまでは店外に置かせてもらって
バイトが終わってから埋めに行くことにした。

私は家が少し遠かったので電車でその猫が入った箱を持って帰る事も出来ず、
バイト先から家が近いバイト仲間に相談して
近くの使われていない畑に埋めに行くことになりました。
無事埋葬して手向ける花が無いのを謝りながら合掌し、
案内してくれたバイト仲間にお礼を言い帰宅。

翌朝ベルの通知ランプが光っていたので確認すると4:45にメッセージあり。
内容は「埋めてくれてありがとう」
びっくりしたんだけどなんか普通に受け入れてた。
でも黒猫を埋めに行くときに同伴してくれたバイト仲間が気を利かせたのか?
と思い尋ねると
「ベル番知らないし、その時間はおもいっきり夢の中」と言われました。
確かにその子にベル番教えてないし前日の出来事を知る友人は居ない。
父親にちょろっと話したら「その黒猫のお礼だろ」と素で返されました。

高校最後の夏に体験したちょっと不思議な思い出です。


【引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ part57】