この話は、親戚の人が体験したお話です。

ある日の夜、寮の仲間とあんまり暇だからドライブにでも行こうといって、
友達5人で、田原坂に行きました。
友達の中に霊感の強い人が二人いてその中の一人がお兄ちゃんですが、
もう一人の方が、「なんかいやな予感がするからやっぱりかえろー」と言いました。
でも霊感の無いひとたちが聞かず、「幽霊出てくればいいのにな」とか
言っていたその時に、みんなが乗って走っている車の横を”何か”が、
すごい勢いでとおったので、後ろの左側に座っていた霊感のある友達が、
お兄ちゃんに「今なんか通らんやったや?」と青白い顔で聞いてきたそうです。
もちろんお兄ちゃんも霊感があるので、気になり、車の窓を空けて外を見てみたら…
なんと落ち武者の生首がすごい勢いで転がっていたそうです。

そして、その後を、首の無い落ち武者が車の後ろの方から
走ってついてきていたので、すごくびっくりして窓を閉めたんだそうですが、
その落ち武者が横をすれ違うときに、
刀を振り上げて車の外から切ってきたんたそうです。

左に乗っていた友達は、その時に左腕をざっくり切られて
すごくたくさんの血が出たんだそうです。
その後すぐに病院につれていったんだけど、
病院についたとたんに血が止まったそうです。
でも傷跡はまだあるそうです。

幽霊が生きてる人を傷つけられると知ってすごく怖かったです。 


【引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?part193】